夢を流れていくような音色とビート。nujabes「Lady Brown (feat. Cise Starr from CYNE)」
ブログ始めて1本目の記事ということで、迷った挙げ句に選んだのがタイトルの一曲。
nujabes氏の「Lady Brown (feat. Cise Starr from CYNE)」です。
白い夢の川をどこまでも流れていくようなループミュージック。
どこか寂しさを感じさせるギターの音色が、なぜこんなにもココロを揺するのだろうかと考えてしまう。
そこで耳をとがらせて聴いてみると、複雑に焦らすビートに気づく。
すでに引き込まれて、改めてタイトルの「Lady Brown」に想いを馳せる。。。
nujabes氏のつくるトラックは魔術か何かのようだとときどき思います。
ゆえに、亡くなってしまったのが本当に惜しい方です。
(詳しくはwikiへ。→Nujabes - Wikipedia)
私がこれほどまでに音楽を聴くようになったのは、彼の面影を探して音の世界を徘徊してきたからかもしれません。
それほどに、私のなかでnujabes氏は非常に大きな存在なのです。
それはさておき、ミドルテンポでどんな時間帯でも自然と気分が高揚してくるこのトラック。
これを3曲目に並べるアルバム『metaphorical music』は、nujabes氏の個人名義では1枚目のCDにあたり、2003年にリリースされました。
同年のレーベルコンピレーションアルバム『Hydeout Productions First Collection』もそうなのですが、このころのnujabes作品には、彼にしかありえない、若さゆえの力強い美しさをひしひしと感じます。
今回取り上げた「Lady Brown」をとっても、決して単なる美メロの枠に嵌め込めるはずがない。そんな才能の一端を感じ取っていただけるのではないでしょうか。
先にも述べたようにnujabesは思い入れの深いアーティストなので、今後も幾曲も記事にすることと思います。お楽しみに。
(いろいろと書きたいことはありますがぐっとこらえて。ひとつの記事を長くしないように気をつけます)
最後に。
挨拶申し遅れましたが、ブログ管理者の104kitと申します。
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